Story|真夏の夜の雪物語 -MIDSUMMER SNOW NIGHT-

6月中旬、すっかり真夏日よりになった炎天下の中。
トンネルを潜れば、そこは雪景色だった。

一年中、雪が降り続けるという奇怪な現象に見舞われ続けている観光地・青女町。
そこは雪女伝説が今も根強く語り継がれている日本一不思議な町だった。

温泉街やスキー場、ビーチなどもあり様々なレジャーが楽しめる町として有名であり、
また古くからの街並みや自然の多さからも人気のスポットとして楽しめる場所。
そんな町にある『青女学園』に、主人公である銀髪の青年・風祭夕也は転校してくる。

親戚が経営しているペンション『スノーフレーク』に住むことになった夕也は、
これから不思議な出来事に遭うことになる少女たちと出会うのだった。

幼い頃は明るかったのに、今はすっかりクールな印象になった従姉妹の妹の風祭愛奈。

幼い頃は男勝りだったのに、今はすっかり落ち着いた美人になった従姉妹の姉の風祭衣。

生真面目で融通のきかない、夕也を何故か目の敵にする風紀委員長、秋ヶ瀬希美。

そして、夕方の学園でしか出会えない不思議な透明感のある少女、神城優樹菜。

彼女たちが抱える不思議な『秘密』とはなんなのか。
そして、夕也はそれらをどう解決していくのか?

雪が降る真夏日。

彼と彼女たちの『雪物語』が始まった。